日曜日, 4月 30, 2006

はい、しいたけを切っていました。

昨日仕事を終えて家に帰ると、いつもは自分の部屋にいる老母が食卓の椅子にちょこんと座っていました。
不思議な気持ちがしたので「どうしたの?」と聞くと、夕飯の支度をしていて包丁で指を切ってしまい、
血がなかなか止まらない、と言います。
傷口を押さえているガーゼを取り除くと、本当にまだ血が流れているではありませんか。
一晩中出血が続くのも心配ですから夜間診療の病院を探してタクシーで出かけました。

行った所は住宅地の奥まった場所で、そこだけポッと灯りがついた、
ご夫妻だけでしているような小さな診療所でした。
老齢のお医者さんが「おかあさん、お嫁に来て初めて包丁つかったの?夕飯は何を作ろうとしたの?」とか、
優しい言葉を掛けて手当をして下さいました。
薬も頂いたので帰ろうとすると、さっきまで受付や看護士の役目をしていた奥さんが
白衣を脱いで小さな犬を抱いて玄関までやってきました。
夜道でわかりにくいから、タクシーを拾える所まで送って下さるそうです。
3人で4~5分世間話をしながら歩き、丁度来たタクシーに手をあげてお別れしました。
母はすっかり安心した顔になりました。
どうも手当をされたのは傷だけではなかったようですね。

日曜日, 4月 23, 2006

Damsel in Distress / ただの蚊なのに------

Blue Parrot is on the 3rd floor.
One day a mosquito was flying around the place.
Perhaps it took the elevator (!?!?)

It wasn't a problem for me,but one customer was annoyed.

He gestured to it and said " That's a huge bug!!"
(----I thought " no,its small")

He said " It's angry"
(----I thought"it's only just flying around")

I was going to catch it,then suddenly he said
"No,no,let me do it!! Get behind the counter"

"Yes,sir" I said & hid in the counter.

He caught it first time.
"Great!!" I said.

I then stretched of my hand to take the mosquito.
He said " Don't touch it,its durty.Give me a rubbish bin!"

"Yes,sir" I said.

I was saved from the dragon by my white knight.
Thank you.

(translated by Remo)


Blue Parrot は、3階にあるのに、
エレベーターにのってやって来たのでしょうか、
店内を一匹の蚊がとび回っていました。
わたしは平ちゃらですが、
とても気にしている方がひとり……

蚊を指さして、
”That's a big mosquito!!"
  ----それ、小さいって---(わたしの心の中の声)
”It is angry!!"
  ----普通だと思うよ、ただ飛んでいるだけで---( 〃  )

わたしが手を伸ばしてとろうとしたら、
”No, no, I'll try!! Get behind the counter!!"
---- ハイ。(わたしはカウンターに引き下がる)

バシッ!!
ヤッター! ヤツメを受け取ろう、と手を出したら……

”Don't touch!! It's dirty!! Give me garbage can!!"

---- ハイ。

彼はわたしの10倍くらい繊細なのね。
Thank you

土曜日, 4月 15, 2006

I don't need a big face,he said / 顔はでかくないこと---

I'm not sure why but there are always chances
to appear on TV if you visit the Blue Parrot.

One of our customers who is an actor
came to shop and asked another customer
to appear on TV as extra if he had time tomorrow.
He said one program is going to need extra's urgently.

---Requirements:
*Foreign man
*The age limits 20--35
*Not so tall
*Not so fat
*Not so big a face
----he said.

I posted this memo he wrote with conditions of reqruitment.
Then a customer saw it the same day and said
"He never wrote --handsome as one of conditions of requirment"

So "I'm okay "he thought.
I smiled :)

(translated by Remo)


どういうわけか、最近 ”Blue Parrot”はTVづいています。
お客さんのひとりで俳優をしている方が、お店に入ってくるなり--
静かに本を選んでいるお客さんに次々と声をかけていました。
何だろう、と思っていると、TVのある番組にエキストラが必要になったそうで、
大急ぎで出演者を集めることになったようです。

*外国人男性で20~35歳
*背はあまり高からず
*あまり太ってはおらず
*--顔がでかくないこと。

-----彼がそう言っていました。

頼まれて、レジの横に条件をメモしたカードを貼っておいたら、
何人かの方は手帳に書き写していましたっけ。

確かに、条件に”ハンサム”っていうのはなかった……ウン。

「ダーリンは外国人」

フジTVの「笑っていいとも」という番組に
”ダーリンは外国人”というコーナーがあるんだそうです。
ご存知でした?
小栗さんの描いた漫画「ダーリン・シリーズ」はおもしろくて、おもしろくて
全巻を一気に読み、
あんまり笑ったので、腹筋をネンザした記憶があるけど、
他のご夫婦の話も興味シンシンですね。

どういう経路をたどってきたのかわかりませんが、
スタッフの Steve に出演依頼の話が来ました。
そう言えば彼の奥さんは日本人なのです。

   Steveは、奥さんから電話が来ると「 ---オレも行くよ」なんて言って、
   私には「僕が---」、と一人称を巧みに使い分けたりして----
   ----(ナンテまた余計なことをばらしてスミマセン、Steve)

おもしろい話しをてんこ盛りに聞けるのではないかと、
ひとりでわくわくしていました。
でも、彼は意外とシャイなので、どういう返事をするのかなあ--
と、思っていたら、やっぱり断ったらしいです。

(Steveのシャイまくりぶり、本当は見たかったなあ--。)

火曜日, 4月 04, 2006

Seeing the Cherry Blossoms…/ さくら日



I went out to see the cherry blossoms, though we didn't drink beneath them. Only a ramble under the pink blossoms with someone sweet (if only this were true...)

There were thousands of cherry blossoms forested on both sides of the slope we walked along.

The long branches have stretched free and twisted with each other, forming a thick tunnel. It was quite beautiful. (Hint of location - Setagaya Ward)

The moist clouds in the sky were twisting and preparing to storm.

But under the blossoms felt like being inside a cocoon, with milky-colored air.

It might not have been only the cherry blossoms that made me feel so snug in bed that day. (if only this were true...)

(translated by Steven.M)


行ってきました、桜見物。
……と言っても桜の下でお酒を酌み交わしたのではなく、
ただ、誰かさんと満開の桜の下をそぞろ歩きをしただけよ。
(……だったらいいのになあ :)

それはともかく、広い坂道の両側に植えられた桜の木が
長い枝をせいいっぱい伸ばしてお互いに絡ませ、
大きな花のトンネルをこしらえていたのがvery good.
(場所のヒント==世田谷区です)

空の雲はつむじを巻いて、嵐の準備におおわらわだったけれど
ここはまるでまゆの中のよう。
白い空気の中、暖かく守られているように感じたのは
桜のせいばかりではなかったかも。
(……だったらいいのになあ:)

Mayumi