水曜日, 4月 21, 2010

親指 腫れてる「P」



これは昨年夏から私の家で飼っているインコ/名前は「P/ピー」。
ご覧の通りnice looking なのですが、残念なことにあまり賢いとは言えない。

かごの出口を明けたらパッと飛び立って、部屋中飛び回ればいいのに、と思うのだが、出口に立っているのがやっとこさ。
周りの状況に全く無関心で、新しいことに取り組む意欲が全然みえない。
エネルギッシュなウーマン/勝間和代さんの対局に陣取っているわけね。

大分以前に飼っていたさくら文鳥/初代Pは、白と黒、グレーの色の境目が乱雑で、美しいとは言いがたかったのですが、とっても賢こくて、その成長ぶりはワクワクする程面白かった。

人間の話すことを犬程度には理解するので、部屋で放して遊ばせている時、
「Pちゃん、ちゃぷちゃぷ(大好きな水浴びのこと)は?」と声をかけると、
首をかしげて考えて、それからパーッと洗面台まで飛んで行って、
水を出してくれるのを、今か今かと首を長く伸ばして待っていたものだ。

こんなことができる鳥は、滅多にいない、とだれもが褒めたのですが-----。
数年前、高齢のために寿命を終えました。

まあ、過去は過去として、現在のPはそれなりに可愛いものです。

そのPが最近、くちばしが右に張り出してきて、おまけに足に厚いかさぶたができたので、
娘が獣医院につれて行くことになりました。
かごに入ったまま、ぶら下げてつれて行かれたところ、
病院では犬の予防注射の時期だったので、大小の犬がたくさん待合室にいたそうだ。
娘は「どうかな?怖がるかな?」とpの様子を見ていたそうですが、
全然ヘッチャラだった、というか何の反応もしなかった、と。

Pは犬の属性を知らないから、犬の大群も壁紙くらいにしか思わなかったのでしょう、きっと。

何も知らないっていうのは可愛いもんです。

でも、たまには空を見て、「冬になる前に南に行かなくちゃあ!!」とか、「そろそろ夏だなあ。北はどっちだろう?」などとは、考えないないものでしょうか? 

ちょっと、不思議。