水曜日, 10月 05, 2011

白髪がそんなに伸びる??

わたしは「数独」も大好きですが、「漢詩」も大好きなのです。

こんな漢詩があります。
有名なので、見たことがあると思いますが---.

 白髪三千丈 
 縁愁似筒長
 不知明鏡裏
 何処得秋霜  (李白)

-- 愁いによって、白髪が筒のように三千丈にもなった。

ンもー、「大口たたき」なんだから--と思っていたら、
李白の弟子/杜甫は、大酒呑みだった師/李白についてこんな詩を作っていた。

 李白 一斗 詩百篇  (杜甫)

----李白は一斗呑んで、詩を百作る。

どっちもどっちね、とお店で中国の女性と漢詩の話をしていたら、
彼女がこんな詩を教えてくれた。

 去年一点相思涙
 今年始流到顳辺

----去年流した涙が、今年やっとこめかみのあたりに来たよ。

これは、顔の長い妹をからかった詩だそうです。(そんなに長いか?)

前回のブログに書いた「おつかれさま」と、この三つの漢詩で、
わたしはこの数週間というもの、思い出すたびに、ついニヤニヤしてしまうのです。
ビタミン剤みたいなものですね。

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