火曜日, 9月 30, 2008

幸福の概念/いろいろ

読売新聞の「生活に関するアンケート調査」によると調査を続けた30年の間というもの、
毎年、日本の国民の90%前後が「わたしは幸福です」、と答えているという。
そして「あなたにとって幸福とは、何ですか?」という質問に対しては、ほとんどの人が、
「何事も起こらないこと」の欄に○をつけているそうだ。

「おっとっと--。こりゃあ、読みまちがえたか」と、もう一度初めから読み直したが、やっぱりそう書いてあった。

「何も起きない」という意味は,「良い事は起きても良いけど、悪い事は起きないでね」とか、
「無事である」とか「昨日と同じ」という意味なんだろうが、もっと言えば「変わるのは嫌よ」「変えるのは嫌」、「みんなと同じがいい」という事だろう。
---ちょっと、寒くなった。

ひとつの銀河に21億個の☆があり、宇宙の中に、銀河は今のところ数えられるだけでも21億銀河あるというではないですか。変わらない事も安心できて居心地は良さそうだけど、やむおえずにせよ、変化しながら生きていくことは、これはこれで面白いもの。

わたし、つねずね人から「ワキが甘いのよ」とか、「ほんと、あなたって極端!!」とか、離婚する準備をしていた時は、弁護士に「あなたみたいな人を”極楽とんぼ”っていうんですよ」等と言われながら、今まで生きて来た。おかげで退屈知らずだったな、と思う。

でも、もし、お金も、愛情も、健康も、充分に持っていて、ほくほくと生活しているならば、
わたしもそれらを「手放したくない、変わるのはいやだ」って思うかな?
あいにく、わたしは全部に不足しているから、選択肢がなくてこんなこと言っているのかもしれない。

先日、行われた同期会で、クリスチャンの恩師がこんな事を言っておられた。

「みなさん、自分ではどうにもならないそれぞれの人生の条件があります。
その中で、どうやって工夫して楽しく生きていくか、が大事ではないでしょうか?」

----- 本当にそうです。

お金や、愛情や、健康、その他もろもろ --- が、あっても無くても、人生上の変化が、あっても無くても、
受け入れて、楽しく生きていきたいな。

回って来たカードが悪いからって、ゲームを降りたら、
メンバーもやる気をなくしてしまうじゃない?
悪いカードが来ても、工夫をこらしてゲームを続けていると、誰かが助けてくれる。
わたしはたくさん助けてもらった。
わたしもきっと助ける。

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