土曜日, 6月 04, 2011

重要なことのひとつ

何か重要なことを、ニュースでやっているかもしれない、と
3月中旬から、TVをしょっちゅう見るようになった。

あんまり情報が多いし、しかもそれが頻繁に変わるので、
ばかばかしくなることもあるが、
たまには得した気分になれる番組もあるのね。

先日はポルトガルの小さな港町をゆっくりしたペースで見て歩く番組を見た。

港町、と言っても、さびたトタン屋根に”開いた鯵を干している情景”---はないのだ。
だって、ポルトガルだもの。
家々はクリーム色やエメラルド色に塗られていて、明るい日差しを倍にして跳ね返している。
静かできれいな町だ。

姿の見えないナレーターが、二階のバルコニーで洗濯ものを干しているおかみさんに、遠慮がちに声をかける。
「ちょっとすいません。今日は洗濯ものが良く干せますねえ--」
「そうなのよ。これ見て。私,太ったから、こんな大きなパンツをはくのよ、アハハハ--」
そう言って、ピンク色した大きなパンツをこっち向きに干した。

「あっ、どうも--」と言って、姿の見えないナレータは退散した(ようだ)。

しかも(でもないし)、その上(でもないが)、ここいらの女性はスカートを七枚もはいているのだ、お祭りとかではなく、日常的にね。
そのスカートで海に漁にでかけている夫が守られるそうだ。
みんなめくってみせてくれた。

なんだか、すごいな。

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