水曜日, 6月 15, 2011

本を読む、ケニヤの子供たち

二回目か三回目だと思う。
数年前に、一度来店して以来、その後はいつも電話での注文です。
「幼稚園から、中学2年生くらいまでの子供たちが喜びそうな本を、ン万円程送って下さい。」
若い女性である彼女は、その本をケニヤの学校に送るのだ。
現金書留で送られて来たお金と一緒に、ケニヤの子供たちの写真が印刷された手紙が入っていた。

20人位も写っていただろうか。
どの子もみんな大きく口を開けて笑っている。ノドの奥まで見えそうなくらいにね。
人間の口ってあんなに大きく開くんだ--と、しばし目が釘付けになる。
なんて、はつらつとしているんだろう!!! 今度は、胸がいっぱいになってくる。

「今の現実だけが全てじゃあないよ。地球は大きいし、宇宙も広い。宇宙の外は計ることもできないくらい大きいんだ。君たちの頭の中も、心もそこまで広がるといいね」

こんな思いを込めて、送られて来た金額の20%増量して本を箱につめた。

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